2024年度 第1回 SAS特別講演会
「操縦実習によるドローン教育と展望」(第一部),「ソーラーUAVプロジェクト」(第二部)
東海大学工学部 特任講師/ 新井啓之 氏
第一部
ドローン人材育成を目的として、2024 年度より工学部共通科目「ドローン操縦実習」が始まった。国土交通省に認定された登録講習機関として、二等無人航空機操縦技能証明の取得を目的とした授業を学生向けに開講している。航空法やその他関連する法規の知識、機体のシステムや飛行計画立案に向けたリスク評価などに関する学科講習と、実機を用いた操縦練習を通して操縦技能の獲得を目的とした実地講習について説明し、学生の履修状況や本授業による効果について報告する。
第二部
2011 年度から 2019 年度に亘り、2つのプロジェクトを通してソーラー無人機(ソーラーUAV)を設計・開発した。ソーラー無人機の開発では、太陽光から得られる限られたエネルギーによる飛行が求められるため、厳しい制約の中での機体設計が必要となる。
また、同プロジェクトは、機体製作や試験飛行に学生も参加する形で進められ、PBL(ProjectBased Learning)教育としての側面もあった。プロジェクトや製作した機体の紹介と、一般的なソーラー無人機に求められる特性などについて概説する。
開催終了
開催日時 | 2024年12月24日(火) 受付 13:00 講演 13:30~15:00 |
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会場 | 東海大学湘南キャンパス19号館311 |